よもにち

毎日なんとか平凡に生きている人間の思考記録

前を向かなければいけない

精神面の不調から起こる体調不良により、初めて心療内科を受診したときに2つのテストを受けました。

それは、改めて自分のできることを探そうと考えるきっかけになりました。

 

ADHDの傾向有無テストと、一本の木を描くテストを受けました。

結果は、ADDの傾向があり、中程度の抑うつ状態。

どちらも本当に困っていないなら、薬による治療の必要はないとのことでした。

私は、今は治療しないことにしました。

死ぬほど困ってはいないし、向いていないことを無理して続けないことにしたからです。(先生との相性も悪そう、薬もちょっと怖いし。)

 

忘れ物や遅刻、課題解決や期限の先延ばし、道路を確認せずに渡ってしまうということが、小さい頃から多い方でした。

今まで大事にならずに済んできたのは、両親、妹、彼氏(今の夫)、友達、職場の人など、たくさんの人に助けてもらっていたからですね。

 

「他の子は普通にできるのに、何故私はできないのか」という意識を持つようになったのは、高校3年生の大学受験に挑んだ頃からだったと思います。

難しい問題を紐解いて理解することにかなりの時間が必要で、理解するまでの集中力が保ちませんでした。

そもそも、興味がないことをやることが苦痛で仕方ないのです。今でもそれは変わりません。

仕事では、お金のためと割り切れた気持ちと、人から感謝されて嬉しい気持ちで5年間続けられたと思います。少し自分の特性も理解してきていたので、焦って呼吸が乱れ、動悸がしたときには、なんとか落ち着ける方法も身に付けていました。

上回るストレスにより、ついに限界がきてしまいましたが・・・。

 

私、ネガティブな言動ばかりの人が苦手なんです。おかしいですよね。同じことを自分がやっているんですよ。

漠然とした不安で涙が止まらず、深夜に起きる。

次の日仕事がある夫を起こしてしまい、寝不足でしんどそうな姿を見る。

申し訳なさで憂鬱になる。

自分も仕事があるのに寝不足によって憂鬱さに拍車をかけ、以下エンドレス・・・。

こんなことを続けていたら、自分だけでなく周りの人を不幸にしてしまうと気がつきました。

 

自己嫌悪と、助けてくれる人や期待してくれる人への申し訳なさで、心から嫌になり消えたくて泣くときが多いです。

しかし、障害だろうが、甘えだろうが、自分がこういう人間だということはなかなか変えられないのです。周りだって合わせてばかりではいられません。人の足を引っ張る罪悪感も、自分を苦しめます。

それならせめて、できることや興味のあることをして、笑顔でいる方が周りの大切な人と自分を助けられると気がつきました。(お金の問題で、結局、罪悪感からは完全には逃れられないけど。)

元々、飽き性で気持ちの切り替えは早い方です。重度のうつ状態になる前に退職を決意したことは幸いだったかもしれません。

決意していなかったら今後どうなっていたか、考えると恐いです。でも、憂鬱でいる期間も保たないと思うので、やっぱり近いうちに辞めていたかも。笑

 

私は助けてくれる人がいるおかげで、これから自分でできることを探せます。コーヒーを淹れるのが好きなので、まずはコーヒーショップでパートをしたいと考えています。